デュカスバソン
(フレンチシステム)
DUCASSEのバソンをご紹介します。
H.Selmer社のバソン製作技術者だったヤニック・デュカス氏がフランス国立管弦楽団首席奏者のフィリップ・アノン氏と開発した新しいバソンです。
温かみのある豊かな響きで操作性に優れた楽器です。
キイシステムもよく考えられておりハイブリットタイプはファゴットから持ち替えた場合により吹きやすくなっています。
さらにキイシステムがファゴットとほとんど同じシステムも製作しております。
２０２０年管体がメープル製のステューデントモデルの製作を開始しました。

<<モデルは3タイプからお選びいただけます>>
トラディショナルタイプと
ブーツジョイントがファゴットと同じ運指のハイブリットタイプ。
ファゴットのキイシステムのジャーマンタイプです。
ハンドレストもつきます。メッキは銀メッキです。
ボーカルは1本付属します。

<<デュカスバソンの主な使用奏者>>
フィリップ・アノン/エリザベス・キッセル(フランス国立管)
パトリック・ヴィレール(元モラゲスクインテット)
ジャン・ホーネッカー(マコン音楽院教授)
ミシェル・ミュゴ(モンテカルロ・フィル)
ルイーズ・ラピィエール(フリーランス)Louise Lapierreユーチューブで検索すると彼女がデュカスで演奏しているジョリヴェのコンチェルトがご覧いただけます
ルドヴィック・ティシュー(パリオペラ座)
フランク・バサルッツィ(リモージュ歌劇場)
エミリー・アレンダ/ジュリー・リック(フランス空軍音楽隊)
キム・ラスコフスキー(ニューヨーク・フィル)
ヨルク・スタインブレッカー/トーマス・エダムヅィク(ギュルツニッヒオーケストラ・ケルン)
ニコラス・ファブロー(カンヌ管弦楽団)

Daryn Zubke (Professeur de Kansas city)によるヘッケルファゴットとの吹き比べの興味深いトピックがユーチューブで見られます。 彼の使用楽器は特注のファゴットキイシステムのデュカスでリードはファゴットと同じもので吹いているようです。ちなみに彼はデュカスを手に入れておよそ3か月でこの演奏を行ったそうです。 https://www.youtube.com/watch?v=IIKc_1iCxMQ&list=RDIIKc_1iCxMQ&start_radio=1#t=2
デュカス社のホームページはこちら http://ateliersducasse.fr/